トマトの葉が巻く理由はさまざまで、すべてが深刻とは限りません。暑さ、乾燥、強い剪定、植えつけのストレス、不規則な水やりで、生理的に葉が巻くことがあります。除草剤の飛散、ウイルス病、ダニ、根の損傷では、より強い巻き込みや変形が生じることがあります。
巻き方の形が重要です。古い葉が丸まる状態と、新芽がねじれてシダのように変形する状態は異なります。
肥料とカルシウムについては、トマトに適した肥料の選び方をご覧ください。
最終更新日:2026年6月6日。
まず押さえたいポイント
葉が上向きに巻いていても、株がそれ以外は健康なら、まず暑さ、水やり、マルチ、剪定を確認します。新芽がねじれる、細い、杯状になる、黄色い、生育が悪い場合は、除草剤の薬害、ウイルス病、ダニ、強い根のストレスを疑いましょう。
葉の巻き方から原因を探る
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 古い葉が上向きに巻く | 暑さ、乾燥、生理的な葉巻き |
| 株全体がしおれて葉が巻く | 水分ストレス、根の問題 |
| 新芽がねじれ、細くなる | 除草剤の飛散や残留 |
| 葉の巻きに黄色いモザイク模様を伴う | ウイルスの可能性 |
| 小さな斑点と細い網 | ダニ |
| 剪定後に下葉が巻く | ストレス反応 |
生理的な葉巻き
よくある現象で、枯死につながらないことも多いものです。次のような状況で起こります。
- 暑い天候
- 乾いた土
- 過湿と乾燥を繰り返す水やり
- 強い剪定
- 根の伸びる空間の制限
- 急速な生育
- 植えつけ時のストレス
栽培条件を改善してください。生理的な葉巻きのために農薬を散布しないようにしましょう。
水分と暑さへの対処
次の方法を取り入れます。
- 深くまで届く水やり
- 土が暖まってからのマルチ
- 点滴灌水
- 安定した水やりの間隔
- 猛暑時に必要なら遮光ネット
- 剪定を控えめにする
毎日少しだけ水を与える方法は避けましょう。根が浅くなり、ストレスを招きます。
除草剤の飛散や残留
除草剤の薬害では、新芽がねじれたり、細く帯状になったり、杯状に変形したりすることがあります。原因となる経路は次のとおりです。
- 芝生用除草剤の飛散
- 汚染された堆肥
- 除草剤を使った芝生の刈り草
- 噴霧器に残った薬剤
- 残効性の高い除草剤を含む家畜ふんや干し草
薬害が疑われる場合は、傷んだ植物を堆肥にしないでください。加えた材料や使用した製品をすべて見直しましょう。
ウイルスや害虫の問題
ウイルスによる症状には次があります。
- 黄化
- モザイク模様
- 著しい生育不良
- 新芽の巻き込み
- 着果不良
ダニでは葉の巻き、褐色がかった変色、細い網が見られることがあります。ルーペで葉裏を調べてください。
よくある質問
巻いた葉は取り除くべきですか?
病気の葉やひどく傷んだ葉は除きますが、健康な葉を、巻いているという理由だけで取り除かないでください。
葉が巻いたトマトは回復できますか?
ストレスが原因なら、条件が改善すると回復することがあります。ウイルスや重い除草剤の薬害では、回復できない場合もあります。
葉が巻くのは肥料が必要なサインですか?
通常は違います。施肥の前に、水やり、暑さ、根、害虫、病気、除草剤への接触を確認しましょう。