容器で育てたジャガイモは、小さな新ジャガとして収穫することも、保存用に十分成熟するまで待つこともできます。適切な収穫時期は、皮の薄いイモをすぐに食べたいのか、大きく育てて貯蔵前の処理をしたいのかによって変わります。
容器栽培なら、土の中をそっと探ったり、シーズンの終わりに容器を空けたりして、生育を確かめやすくなります。
狭い場所での作付けには、小さなレイズドベッドにおすすめの野菜も参考になります。
最終更新日:2026年6月6日。
まず押さえたいこと
新ジャガは、開花が始まって約2~3週間後、イモが十分な大きさになっていれば収穫できます。保存用の成熟したイモは、茎葉が黄色くなって枯れてから収穫します。最後の収穫が近づいたら水やりを止め、皮をしっかりさせましょう。その後、傷を治すキュアリングを行い、傷んでいないイモだけを保存します。
新ジャガと成熟したジャガイモ
| 収穫の種類 | 時期 | 用途 |
|---|---|---|
| 新ジャガ | 開花後、茎葉がまだ緑のうち | 早めに食べる |
| 成熟したジャガイモ | 茎葉が黄変して枯れた後 | キュアリング後に保存 |
新ジャガは皮がやわらかく、長期保存に向きません。成熟したイモは皮が丈夫になり、適切なキュアリングをすれば保存できます。
新ジャガが収穫できるサイン
次の点を確認します。
- 花が咲いている。
- 茎葉が緑色で元気に育っている。
- 容器の株が十分に茂っている。
- そっと確認したイモが十分な大きさになっている。
すべての品種が必ず花を咲かせるわけではありません。種イモのラベルにある収穫までの日数も目安にしてください。
成熟したイモが収穫できるサイン
次のような状態で収穫します。
- 茎葉が黄色くなる。
- 葉が自然に衰える。
- 茎が乾き始める。
- こすっても皮が簡単にはむけない。
- 目安の成熟日数に達している。
霜で茎葉が枯れた場合は、イモが凍る前に収穫しましょう。
容器からの収穫方法
- 天候が許せば、最後の収穫の数日前に水やりを止めます。
- 容器をシートの上に移します。
- 慎重に傾けるか、中身を出します。
- 手でイモと培養土を分けます。
- イモを直射日光に当てないようにします。
- 傷んだイモは分けて、すぐに使います。
- 保存するイモは、暗く、湿度があり、風通しのよい場所でキュアリングします。
キュアリングや保存の前にイモを洗わないでください。
緑色になったジャガイモに注意
光を浴びたジャガイモは緑色になり、苦味のあるグリコアルカロイドが増えることがあります。緑色の部分は食べないでください。
緑化を防ぐには:
- 茎の周りに土や培養土を寄せる。
- イモが常に土に覆われた状態を保つ。
- 暗い場所で保存する。
- 水で容器の土が流れ出してしまう前に収穫する。
容器栽培で避けたい失敗
次の点に注意しましょう。
- 小さすぎる鉢を使う。
- 何度も容器を乾燥させる。
- 水をやりすぎてイモを腐らせる。
- すべての株を早く収穫しすぎる。
- 打ち傷のあるイモを保存する。
- 収穫したイモを日光の下に置いたままにする。
- 緑色のイモを食べる。
よくある質問
株が枯れる前に収穫できますか?
はい。新ジャガとして収穫できます。保存用の成熟したイモは、茎葉が衰えるまでもう少し長く育てます。
容器栽培のイモもキュアリングが必要ですか?
保存する場合だけ必要です。新ジャガは早めに食べましょう。
ジャガイモを育てた容器の土は再利用できますか?
病気のリスクがある場合は、ジャガイモ、トマト、ピーマン類、ナスには再利用しないでください。土が健全なら、輪作するか、ナス科以外の植物に使います。